kaku_0047 [0004166D] 魔物娘たちとの楽園〜スライム&スキュラ〜 @アダルトPCゲーム
人間と魔物が互いに手を取り合い生きるようになって早10年。
未だ根強い反発はあるものの、世の中はようやく得た安息に感謝し、人間と魔物は
平和に暮らしていた。
「ふ、良い……やはり海は良い……」「へい船長!」
そんな平和な時代に大変似つかわしくない船が一隻、ゆっくりのんびりと海を進んでいた。
船首に足をかけ海を眺めている青年こそ、海の彼方にある宝物目指して時代遅れ感漂う
海賊業に身を費やす主人公、アヴェス・ノース・デーンその人である。
などと悦に浸っていたアヴェスは、雲行きが怪しくなってきたことを察知する。
これは嵐になる……準備をしないと折角自分を慕ってついてきてくれた子分どもを
失うかも知れない……そう思い、急いで船倉へと足を向ける。
しかし、ああ……なんという運命のイタズラか……アヴェスは足を滑らせ海へと真っ逆さま!
「せ、せんちょーー!!」「ぶわっ、おまえら助けろっ!」
「無理です。あっしら誰一人泳げるヤツいねぇんでさぁ!」
「なっ、なにぃぃぃっっ!!?」
「大丈夫!船長なら生き残れるはずでさぁ!」
「おまえらっ……帰ったら覚えておけよぉぉぉぉっっ!!」
波に流され飲み込まれ……薄情な子分を恨みつつ、アヴェスは意識を失った。
目が覚めると、そこは見慣れぬ砂浜だった。そして自分の顔を覗き込む少女2名。
その姿を見て魔物だと知るが、助けてくれたことに対して礼をしながら、紳士の嗜みとして少女たちを口説き始める。
しかし、アヴェスの口説きなど意に介さず、その格好を見て目を輝かせるスライム娘ライム。
「その姿は紛れもなく、あたしが憧れている海賊そのもの!人間!いいえ、お頭っ!
あたしを立派な海の女にしてちょうだい!」「はい?」
そんなライムを見て表情こそ変わらないもの、疲れ切った溜息をもらすスキュラ娘ラキス。
「はぁ……お嬢様がそう仰るなら、わたしもお仕えすることになるのでしょうね……
まぁ、バカっぽいですし異論はありません」「いや、ちょっと……? もっと見る